この記事でわかること
PS5で夜間にゲームをプレイしていると、急にラグが発生してまともにプレイできなくなる経験はありませんか。
原因としては、以下の4つが挙げられます。
- 回線が混雑している
- ゲーム以外の処理が行われている
- PS5本体の処理能力が下がっている
- ルーターに接続しているデバイスが増えている
この記事では、PS5が急にラグくなる4つの原因と、ラグを改善するための8つの対処法を解説しています。
独自回線への乗り換えなど根本的な解決策も紹介しているので、夜間のラグに悩んでいる方は最後まで読んで参考にしてください。
快適にオンラインゲームをプレイするなら、回線の混雑が少ない独自回線がおすすめです。
独自回線でなくても、オンラインゲームに特化した光回線もあります。
自宅のインターネット回線を最適化させて、ラグのないオンラインゲームを楽しみましょう。
PS5のゲームが急にラグくなる4つの原因
- 回線が混雑している
- ゲーム以外の処理が行われている
- PS5本体の処理能力が下がっている
- ルーターに接続しているデバイスが増えている
1. 回線が混雑している
インターネット回線が混雑しだすと、通信が遅くなります。
総務省の発表によると、夜間19時から23時ごろは、多くの人がインターネットを使用するため回線が混み合います。
フレッツ光や光コラボ回線を使用している場合、1本の回線を複数のユーザーで共有する仕組みのため混雑しやすいです。
イリやんまた、集合住宅では、同じ建物内の住民が同時にインターネットを使うと通信速度が低下する場合もあります。
とくにFPSなどの対戦ゲームでは、わずかな遅延が勝敗を分けるため、回線混雑による影響は大きいでしょう。



世間でネットを利用している人が増える時間帯で回線が混雑しているから、夜にだけゲームがラグくなるわけだね。
昼と夜それぞれで通信速度を計測して、夜に通信速度が下がっているなら回線の混雑が原因です。
2. ゲーム以外の処理が行われている
ほかの処理に力を取られてしまって、パフォーマンスが落ちてしまいます。
たとえば、ゲームをプレイしているときにバックグラウンドでゲームのアップデートやダウンロードが実行される場合があります。
同時進行で行われると、ゲーム側の処理が追いつかなくなってしまうわけです。



ゲームの大型アップデートがあると、画面がカクつきやすいですね。
PS5は初期設定で自動アップデートが有効になっているので、プレイ中に勝手にダウンロードが始まります。



急にダウンロードやアップデートが始まるから、ラグも急に起こるわけだね。
3. PS5本体の処理能力が下がっている
以下のような原因でPS5本体の処理能力が低下しているとゲームの動作が重くなって、画面がカクついてしまいます。
- 本体内部にホコリがたまって排熱がうまくできていない
- ストレージの空き容量が少ない
- PS5本体の劣化
処理が追いつかず、画面がカクついてラグが起こっているように見えるわけです。



処理が遅れて画面がカクつく場合は、通信速度やPing値に問題ないので、わかりづらいでしょう。
4. ルーターに接続しているデバイスが増えている
ルーターに接続しているデバイスが増えると通信が渋滞してしまい、ゲームの通信がうまく通りません。
たとえば家族が
- 動画配信サービスの視聴
- 大容量ファイルをダウンロード
- ネットサーフィン
などをやっていると、自宅内の回線は多くのデータを通信します。
さきほどの回線が混雑しているで紹介した、回線の混雑による通信速度の低下が、家庭内でも起こってしまうわけです。



ルーターが古いと、起こりやすいよ。
急なラグを起こさないようにする8つの方法
- PS5本体の空き容量を増やす
- DNSを変える
- ルーターを新しくする
- LANケーブルで接続する
- 5GHzで接続する
- ゲーム以外の処理を止める
- IPv4 over IPv6に切り替える
- 独自回線に乗り換える
1. PS5本体の空き容量を増やす
PS5に搭載されているSSDは、空き容量が少ない状態ではデータ処理に時間がかかってしまいます。
PS5を使い続けていると、
- プレイしていないゲームのアプリやセーブデータ
- スクリーンショット
- クリップ動画
といった不要なデータは増えていくものです。
トロフィーを獲得するたびにクリップが自動保存されるので、意外と容量を圧迫しています。



トロフィーコンプリートを目指していたら、ゲームによっては多くのクリップが残りそうだね。
また、PS5に移行したときにPS4のデータもついてきている場合があります。



PS4でプレイしていた大半のセーブデータはPS5ではプレイしないので、PS5に移行後は削除済です。
削除した結果、200GB弱の空き容量ができました。
いらないデータは、以下の手順で削除できます。
- ホーム画面で「設定」を開く
- 「ストレージ」へ進む
- 「本体ストレージ」または「USB拡張ストレージ」を開く
- 削除したいデータを選んで「削除」を選択
必要ないデータはガンガン削除して、100GB以上の空き容量を確保しておきましょう。
2. DNSを変える
DNSサーバーを変更すると通信するルートが変わって、回線が混雑していないルートに変更できます。
DNSとは?
ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みです。
初期設定では「自動」になっています。
混雑していないルートなら通信速度がよくなって、ラグが改善される可能性はあります。
以下のDNSサーバーは無料で利用できるので、一通り試しましょう。
- Cloudflare
- Googleパブリック DNS
- Quad9
- OpenDNS
ただし、必ず改善されるわけではなく、場合によっては悪化してしまいます。



僕が検証したときは、悪化したDNSサーバーがありました。
なので、「よくなればラッキー」くらいの気持ちで、とりあえず試しましょう。
3. ルーターを新しくする
ルーターの寿命は3〜5年と言われており、長年使い続けると経年劣化によって通信の処理能力が低下してしまいます。
通信データが処理しきれなくなると、ゲーム内でラグが起こってしまいます。



僕の実家は昔フレッツ光を使っていた時期があり、ルーターはいつから使い始めたか不明なほど古いものでした。
とにかく通信が遅く、夜9時くらいからラグくなってダウンロード速度が1Mbpsも出ないほどひどかったです。



その後、フレッツ光からピカラ光に乗り換えてルーターが新しくなり、通信が速くなりました。
ただし、2025年10月現在では7年以上使っており、問題ない程度ではあるものの通信速度は遅くなっています。
また、古いルーターは規格も古く、そもそもの最大通信速度が低いです。



3世代前のWi-Fi4(IEEE802.11n)は最大で600Mbpsまでしか出ないよ。
経年劣化と相まって、さらに遅くなってしまいます。
3年以上使っているなら、新しいルーターに買い替えましょう。



家電量販店で販売されているルーターを買えばOKです。
4. LANケーブルで接続する
Wi-Fi接続は電波の干渉や障害物の影響を受けやすく、通信が不安定になりやすいです。
有線接続なら物理的にケーブルでつながっているため、ルーターからPS5が離れていても安定した通信速度を出せます。



FPSなどの対戦ゲームでは、わずかな遅延が勝敗を分けるので、できるだけ有線で接続しましょう。
LANケーブルは、カテゴリー6以上の規格でOKです。
カテゴリー6以上なら最大で1Gbpsまで速度が出るので、光回線の性能を活かせます。
カテゴリー7以上はオーバースペックな上に高額なので、必要ありません。
5. 5GHzで接続する
Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
2.4GHz帯は電波が遠くまで届きますが、電子レンジやBluetooth機器など多くの家電製品と干渉しやすいです。



電波の干渉が起こると、通信が遅くなってしまうよ。
一方、5GHz帯は干渉が少ないので、電波の乱れによるラグは起こりにくいです。



電波の干渉は、同じ周波数帯で発生します。
今2.4GHzで接続していてLANケーブルを通せそうにないなら、5GHz帯に切り替えましょう。
ただし、5GHz帯は障害物に弱いので、場合によっては2.4GHzより通信速度が低下します。
6. ゲーム以外の処理を止める
ラグの原因がバックグラウンドで行われているゲームのアップデートやダウンロードなら、一時的に止めれば改善されます。
また、PS5の設定で自動ダウンロードをオフにしておけば、プレイ中に勝手にダウンロードされません。
- ホーム画面で設定を開く
- 「セーブデータとゲーム/アプリ設定」→「自動アップデート」と進む
- 「自動ダウンロード」をオフにする
- ホーム画面で設定を開く
- 「システム」→「システムソフトウェア」→「システムソフトウェアアップデートと設定」と進む
- 「アップデートファイルを自動でダウンロード」と「アップデートファイルを自動でインストール」をオフにする
データのダウンロード中にラグが起こりやすいなら、自動ダウンロードやアップデートはオフにしておきましょう。
ただし、オフにしているとアップデートがきているかわからなくなってしまいます。



アップデートがきていないか、定期的に確認しておきましょう。
7. IPv4 over IPv6に切り替える
回線が混雑するのは、網終端装置という混雑しやすいポイントを通って通信しているからです。
IPv4 over IPv6で通信すれば、網終端装置を通らなくても通信可能です。



混雑するポイントがなくなるから、ラグが起こりにくいんだね。
まだ利用していないなら、IPv4 over IPv6に切り替えましょう。
IPv4 over IPv6は、回線によって
- v6プラス
- IPv6高速ハイブリッド
- OCNバーチャルコネクト
など、名称が異なります。
まずは、利用している光回線と、IPv4 over IPv6のサービス名を確認しましょう。



なお、PS5で利用するのはIPv4 over IPv6です。



PS5でIPv6は利用できないよ。
8. 独自回線に乗り換える
フレッツ光や光コラボは1本の回線を複数のユーザーで共有しているので、利用者が多い時間帯では混雑によって速度が低下します。
一方、NURO光やauひかりなどの独自回線は、専用の設備を使用しているため混雑しにくい上に、元々の通信速度が高めです。
時間帯ごとのダウンロード速度を、みんそくで調べてきました。
| フレッツ光 | NURO光 | auひかり | |
|---|---|---|---|
| 朝 | 476Mbps | 918Mbps | 779Mbps |
| 昼 | 390Mbps | 904Mbps | 695Mbps |
| 夕方 | 387Mbps | 884Mbps | 686Mbps |
| 夜 | 303Mbps | 840Mbps | 640Mbps |
| 深夜 | 477Mbps | 946Mbps | 756Mbps |
見ると、朝から夜にかけて徐々にダウンロード速度は落ちてしまうようです。
しかし、NURO光とauひかりは元々のダウンロード速度が高いので、夜のダウンロード速度低下によるダメージは小さめです。
もし、光コラボ回線やフレッツ光を使っていて夜にラグくなるなら、NURO光やauひかりといった独自回線に乗り換えるのがいいでしょう。
オンラインゲームにおすすめの光回線4選
- NURO光
- auひかり
- hi-hoひかり with Games
- GMOとくとくBB光
1.NURO光
| 月額料金 | 戸建て(2Gbps) | 5,200円 |
|---|---|---|
| マンション(2Gbps) | 3,850円 | |
| 戸建て(10Gbps) | 5,700円 | |
| マンション(10Gbps) | 4,400円 | |
| 最大速度 | 2Gbps | |
| 実測値 | ダウンロード速度 | 756Mbps |
| アップロード速度 | 656Mbps | |
| Ping値 | 11ms | |
| エリア | 北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部 | |
| IPv6 | 対応 | |
| スマホセット割 | ソフトバンク・ワイモバイル(最大1,650円割引) | |
NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズが運営する光回線です。
独自回線を使用
NURO光は、独自回線を使用しています。
独自回線とは?
どこの回線事業者とも光ファイバーケーブルをシェアしていない光回線。
混雑が起こりにくく、通信速度が速い。
光回線では、夜や休日に通信が遅くなりやすいです。
夜と休日はネットユーザーが増える時間帯で、回線が混雑してしまいます。
道路の自動車と同じで、回線の混雑が原因で通信が遅くなってしまうわけです。
大半の光回線は、フレッツ光と
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- GMOとくとくBB光
などの光コラボ回線が、同じ光ファイバーケーブルをシェアしています。
複数の光回線が1本の光ファイバーケーブルを使用しているため、利用者が多く混雑してしまうわけです。
一方、NURO光はNURO光だけが使用している光ファイバーケーブルで通信を行っています。
通信するのがNURO光ユーザーだけなので、混雑が起こりにくくなります。
通信速度が低下しにくいので、いつでもオンラインゲームを快適にプレイできるでしょう。
通信速度とPing値が優秀
NURO光は独自回線で混雑が起こりにくいだけでなく、最大ダウンロード速度が一般的な光回線の2倍である2Gbpsと高いのも特徴です。
最大通信速度の高さによって、通信速度とPing値も優秀な数値を出しています。
| NURO光 | 光回線全体の平均 | |
|---|---|---|
| ダウンロード速度 | 756Mbps | 508Mbps |
| アップロード速度 | 656Mbps | 438Mbps |
| Ping値 | 11ms | 18ms |
比べると、
- ダウンロード速度
- アップロード速度
- Ping値
のいずれも、光回線の平均より高い数値です。
また、混雑の影響も少なく、混雑によって通信が遅くなりやすい夜でも、高い数値を出しています。
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 832Mbps | 716Mbps | 12ms |
| 昼 | 826Mbps | 718Mbps | 12ms |
| 夕方 | 817Mbps | 705Mbps | 11ms |
| 夜 | 793Mbps | 685Mbps | 12ms |
| 深夜 | 874Mbps | 754Mbps | 10ms |
見ると、通信は終日安定しているようですね。
NURO光の注意点
NURO光は、提供エリアが限定的で、開通工事が2回必要です。
提供エリア
- 北海道エリア:北海道
- 東北エリア:宮城県・福島県・山形県(10Gのみ)
- 関東エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
- 東海エリア:愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
- 関西エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県
- 中国エリア:広島県・岡山県
- 九州エリア: 福岡県・佐賀県
NURO光は専用の設備が必要なので、工事が必須です。
申し込みから開通までに時間がかかるので、NURO光を利用するなら早めに申し込みましょう。
NURO光はFPSゲーマーや配信者におすすめ
- FPSや格闘ゲームをプレイする人
- YouTubeやTwitchなどで動画投稿やゲーム配信を行っている人
- スマホがソフトバンクの人(セット割あり)
NURO光は、FPSや格闘ゲームをプレイするユーザーや、YouTubeやTwitchなどでゲーム配信を行っているゲーマーにおすすめです。
2.auひかり
| 月額料金 | 戸建て(1Gbps) | 5,610円 |
|---|---|---|
| マンション(1Gbps) | 4,180円 | |
| 戸建て(10Gbps) | 6,468円 | |
| 最大速度 | 1Gbps | |
| 実測値 | ダウンロード速度 | 627Mbps |
| アップロード速度 | 593Mbps | |
| Ping値 | 16ms | |
| エリア | 中部・近畿・沖縄以外 | |
| IPv6 | 対応 | |
| スマホセット割 | au・UQモバイル | |
auひかりは、KDDIが提供している光回線です。
NURO光と同じく、auひかりも独自回線を使用しています。
3大キャリア回線(ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり)の中では、唯一の独自回線です。
回線速度とPing値は平均以上
auひかりの回線速度とPing値は、光回線の平均より上です。
| auひかり | 光回線全体の平均 | |
|---|---|---|
| ダウンロード速度 | 627Mbps | 508Mbps |
| アップロード速度 | 593Mbps | 438Mbps |
| Ping値 | 16ms | 18ms |
比べると、NURO光と同じく
- ダウンロード速度
- アップロード速度
- Ping値
は、いずれも平均を上回っています。
時間帯ごとの通信速度を見ると、昼から夜にかけてダウンロード速度は落ちますが、問題ない速度です。
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 762Mbps | 689Mbps | 16ms |
| 昼 | 698Mbps | 632Mbps | 14ms |
| 夕方 | 679Mbps | 648Mbps | 15ms |
| 夜 | 630Mbps | 630Mbps | 15ms |
| 深夜 | 756Mbps | 674Mbps | 14ms |
Ping値は、終日安定して15msくらいのようです。
表のような速度が出ているなら、一日中ゲームをプレイしても、ラグは起こらず快適にプレイできるでしょう。
auひかりの注意点
- 一部地域では利用できない(近畿・中部・沖縄)
- マンションの契約プランが多く、選べない
- 利用できないマンションが多い
auひかりを利用できないエリアや物件は意外と多いので、申し込み前に契約できるか確認しておきましょう。
auひかりはauユーザーにおすすめ
- FPSや格闘ゲームをプレイする人
- YouTubeやTwitchなどで動画投稿やゲーム配信を行っている人
- スマホがauの人(セット割あり)
NURO光と同じく、auひかりはFPSや格闘ゲームといった素早い応答が求められるゲームをプレイしている人におすすめです。
3.hi-hoひかり with Games
| 月額料金 | 戸建て(1Gbps) | 6,160円 |
|---|---|---|
| マンション(1Gbps) | 4,840円 | |
| 戸建て(10Gbps) | 7,590円 | |
| マンション(10Gbps) | 7,590円 | |
| 実測値 | ダウンロード速度 | 405Mbps |
| アップロード速度 | 413Mbps | |
| Ping値 | 23ms | |
| エリア | 全国 | |
| IPv6 | 対応 | |
| スマホセット割 | なし | |
hi-hoひかり with Gamesは、株式会社ハイホーが提供しているオンラインゲームユーザーに特化した光コラボ回線です。
光コラボ回線とは?
フレッツ光のケーブルを利用している光回線
ドコモ光やソフトバンク光など、大半の光回線が光コラボ回線
独自回線とは異なりフレッツ光はほぼ全国に敷設されているので、エリアを選ばず利用できる光回線です。
オンランゲームに特化した光回線
hi-hoひかり with Gamesはゲーミング専用帯域を確保しており、ほかの光回線とは異なるルートで通信しています。
通信ルートがわけられているので、夜や休日の昼間などのインターネット回線が混雑しやすい時間帯でも通信は安定的です。
また、月額料金に1,100円追加すれば、通常3万円ほどかかるゲーミングルーターをレンタルできます。
通信速度・Ping値は問題ない
みんそくのデータによると、通信速度やPing値は平均以下ですが、問題ない速度が出ています。
| hi-hoひかり with Games | 光回線全体の平均 | |
|---|---|---|
| ダウンロード速度 | 405Mbps | 508Mbps |
| アップロード速度 | 413Mbps | 438Mbps |
| Ping値 | 23ms | 18ms |
時間帯ごとの速さを見ると、光コラボ回線だからか夜にはPing値が悪くなっています。
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 420.56Mbps | 334.38Mbps | 19.27ms |
| 昼 | 452.85Mbps | 348.9Mbps | 19.43ms |
| 夕方 | 487.33Mbps | 593.43Mbps | 17.74ms |
| 夜 | 265.39Mbps | 169.36Mbps | 31.48ms |
| 深夜 | 514.2Mbps | 346.1Mbps | 16.41ms |
しかし、オンラインゲームをプレイするには、問題ない数値です。
また、みんそくを見ると、Ping値が5msとかなり優秀な数値の人もいます。
hi-hoひかり with Gamesは月額料金が高い
hi-hoひかり with Gamesの注意点は、月額料金が高いところです。
| 戸建て | 集合住宅 | |
|---|---|---|
| hi-hoひかり with Games | 6,160円 | 4,840円 |
| ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,400円 |
| auひかり | 5,610円 | 4,180円 |
| NURO光 | 5,200円 | 3,850円 |
おもな光回線と比べると、若干月額料金は高めです。
また、hi-hoひかり with Gamesには月額料金がお得になるスマホとのセット割がありません。
独自回線が利用できない人におすすめ
- NURO光やau光などの独自回線が契約できないエリアに住んでいる
- 速い回線が欲しい
hi-hoひかり with Gamesは、独自回線が契約できないエリアに住んでいる人におすすめです。
Apex Legendsのようなリアルタイムで対戦するオンラインゲームをプレイする人は、オンラインゲームに特化したhi-hoひかり with Gamesを選びましょう。
4.GMOとくとくBB光
| 月額料金 | 戸建て(1Gbps) | 4,818円 |
|---|---|---|
| マンション(2Gbps) | 3,773円 | |
| 戸建て(10Gbps) | 5,940円 | |
| マンション(10Gbps) | 5,940円 | |
| 実測値 | ダウンロード速度 | 430Mbps |
| アップロード速度 | 356Mbps | |
| Ping値 | 19ms | |
| エリア | 全国 | |
| IPv6 | 対応 | |
| スマホセット割 | mineo | |
GMOとくとくBB光は、GMOインターネットグループ株式会社が提供する光コラボ回線です。
v6プラスが無料で利用できる
GMOとくとくBB光は、v6プラス接続が無料で利用できます。
v6プラスとは?
古い通信規格の「IPv4」と新しい通信規格の「IPv6」を両立させた通信方式。
IPv4で問題になった通信が混雑するポイントを避けて、従来どおり通信できる技術。
v6プラスにより回線混雑の影響を受けにくく、回線が混雑しやすい時間帯でもPing値が安定しやすいです。
FPSやTPS、格闘ゲームなどの反応速度が求められるゲームもラグが起こりづらくなります。
通信速度・Ping値は普通
GMOとくとくBB光の通信速度は、光回線全体の平均よりは低めですが、オンラインゲームをプレイするには問題ない速度です。
| GMOとくとくBB光 | 光回線全体の平均 | |
|---|---|---|
| ダウンロード速度 | 430Mbps | 508Mbps |
| アップロード速度 | 356Mbps | 438Mbps |
| Ping値 | 19ms | 18ms |
時間帯ごとの平均速度では、夜にPing値が落ちるようです。
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 474Mbps | 371Mbps | 17ms |
| 昼 | 493Mbps | 386Mbps | 16ms |
| 夕方 | 487Mbps | 442Mbps | 19ms |
| 夜 | 385Mbps | 342Mbps | 22ms |
| 深夜 | 532Mbps | 419Mbps | 16ms |
しかし、上表はGMOとくとくBB光全体の平均で、v6プラスに限定した場合は夜でも安定的です。
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 494Mbps | 386Mbps | 17ms |
| 昼 | 489Mbps | 393Mbps | 16ms |
| 夕方 | 502Mbps | 468Mbps | 17ms |
| 夜 | 420Mbps | 373Mbps | 17ms |
| 深夜 | 538Mbps | 434Mbps | 16ms |
GMOとくとくBB光ではv6プラス無料で利用できるので、オンラインゲームをプレイする時はv6プラスを利用しましょう。
ゲームに対する強みはない
GMOとくとくBB光の注意点は、オンラインゲームに特化した点がないところです。
これまで紹介したNURO光やauひかり、hi-hoひかり with Gamesには独自回線やゲーミング専用帯域などの強みがありました。
しかし、GMOとくとくBB光にはオンラインゲームに特化したオプションやサービスがありません。
ですが、オンラインゲームをプレイするには十分な速度が出ているので、気にしなくてもいいでしょう。
GMOとくとくBB光がおすすめの人
GMOとくとくBB光は、コスパを重視する人に向いています。
主要な光回線と比べると、GMOとくとくBB光の月額料金は安めです。
| 戸建て | 集合住宅 | |
|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 3,773円 |
| ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,400円 |
| auひかり | 5,610円 | 4,180円 |
| NURO光 | 5,200円 | 3,850円 |
また、v6プラスを無料で利用できるので、コスパがいい光回線です。
通信費を抑えたい人は、GMOとくとくBB光を選びましょう。
PS5のラグに関するよくある質問
- つねにラグい理由は?
- PS5の寿命は?
- オフラインやホーム画面でも動作が重かったり画面がカクカクする理由は?
- オンラインゲームに必要な通信速度は?
- つねにラグい理由は?
-
つねにラグい理由は、以下の3つが挙げられます。
- 回線が弱い
- PS5の本体に問題がある
- ゲーム側に不具合がある
理由によって対処法が変わるので、原因に合わせて改善しましょう。
- PS5の寿命は?
-
PS5の寿命は、使用環境によって異なりますが5〜10年程度です。
定期的にホコリを掃除したり風通しのいいところに置いたりして、排熱の効率を上げておけば長持ちするでしょう。
- オフラインやホーム画面でも動作が重かったり画面がカクカクする理由は?
-
おもな原因は
- ストレージの空き容量不足
- 本体の熱暴走による処理能力の低下
- ダウンロードやアップデートが行われている
です。
まずは本体を再起動して、それでも改善しなければストレージを整理しましょう。
データのダウンロードやアップデートが行われているなら、レストモードにして終わるまで待てばOKです。
- オンラインゲームに必要な通信速度は?
-
オンラインゲームに必要な通信速度は、ダウンロード速度は50Mbps以上、アップロード速度は10Mbps以上が目安です。
FPSなどの対戦ゲームでは、速度よりもPing値が重要になります。
Ping値は20ms以下が理想的で、50ms以上になるとラグを感じやすいでしょう。
まとめ:1番の原因は回線の混雑
PS5のゲームが急にラグくなる原因は、
- 回線が混雑している
- ゲーム以外の処理が行われている
- PS5本体の処理能力が低下している
- ルーターに接続デしているバイスが多い
です。
とくに回線の混雑は時間帯によって起こってしまうので、場合によっては急にラグくなるでしょう。
改善方法として、PS5本体の空き容量を増やす、DNSを変更する、LANケーブルで有線接続するなどの対策があります。
改善されないなら利用している光回線に問題があるかもしれないので、独自回線やIPv4 over IPv6に対応している光回線への乗り換えを検討しましょう。








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