こんな疑問に答えます
PS4やPS5でオンラインゲームをプレイしたときに、ラグが発生する理由は、大きく分けると以下の3つです。
ラグが起こる原因
- 回線の問題
- ゲームサーバーの問題
- 光回線以外でプレイしている
本記事では、プレイステーションでオンラインゲームをプレイするときの通信速度の目安や、ラグの改善方法を紹介します。
今現在、ラグに悩まされているなら、読んで参考にしてください。
「早くラグの改善方法が知りたい」という方は、コチラからスキップしてくださいね。
通信速度とPing値の目安
まず、通信速度とPing値の目安がどれぐらいなのか、知っておきましょう。
通信速度はダウンロード速度が30Mbps以上
ダウンロード速度が30Mbps以上出ていれば、ほとんどのゲームは快適にプレイ可能です。
以下の方法で、通信速度を計測してください。
- ホーム画面で「本体設定」を選択
- 「ネットワーク」を選択
- 「インターネット接続を診断する」を選択
- しばらくするとアップロード速度とダウンロード速度が計測される
計測が終わると、以下の画面になります。
通信速度(ダウンロード)の項目が、30Mbps以上になっていればOKです。
ただし、オンラインゲームが快適かどうかは、次に紹介するPingの方が重要です。
Ping値は30ms以下
Ping値とは、データの通信にかかる時間のことで、単位は「ms(1/1000秒)」です。
Ping値が、30ms以下で安定していれば、基本ラグは起こりません。
Ping値はゲーム内で表示されており、ゲームタイトルによって表示方法が異なります。
Apex Legends
原神
また、ゲームごとにPing値は変わるので、ゲームごとにチェックしておいてください。
ちなみに、通信速度とPing値はある程度比例し、通信速度が高いほど、Ping値が低くなりますよ。
配信をやらないならアップロード速度は低くてOK
アップロードで通信するデータは、ご自身の情報だけです。
一方、ダウンロードは他プレイヤーの情報をダウンロードしています。
プレイヤーの情報ってなに?
操作や、持ち物などです。
アップロードするデータは軽いので、アップロード速度は10Mbps程度でも問題ありません。
ただし、YouTubeやTwitchなどでライブ配信を行うなら、アップロード速度は30Mbpsぐらい必要です。
アップロード速度が低い状態でライブ配信と、ラグが発生してご自身のプレイに悪影響が出てしまいます。
PS4・PS5でゲームがラグくなる原因
PS4やPS5で、オンラインゲームがラグくなる原因として、以下の4つがあります。
ゲームがラグくなる原因
- 回線が弱い
- 海外サーバーでプレイしている
- ゲームサーバーでバグが発生している
- ホームルーターやポケットWi-Fiでプレイしている
順番に見ていきましょう。
回線が弱い
回線が弱いと、通信が遅くなりラグが発生してしまいます。
回線が弱い原因として、
- 無線Wi-Fiで接続している
- ルーターが遠い
- ルーターの能力が低い
があります。
回線を強化する方法については、後ほど詳しく解説します。
海外サーバーでプレイしている
日本サーバーと海外サーバーとで、どれぐらいラグさが違うかみてみましょう。
Apex Legends
原神
一目見てわかるレベルで、Ping値が違いますね。
とくに原神は、アメリカサーバーはアジアサーバーの10倍近く高いPing値が出ています。
海外サーバーでプレイするメリットはないね。
ゲームサーバーでバグが発生している
ゲームサーバーにバグが発生していると、ラグが発生してしまいます。
最悪、サーバーがダウンしてしまう場合もあるでしょう。
サーバーにバグがあった一例
- Apex Legendsでは、サーバーが攻撃されてダウンした
- バトルフィールド1でサーバーにバグがあり、スコアが入るたびにカクついた
まずはゲームの公式サイトで、なにかアナウンスが出ていないか確認してください。
SNSで他プレイヤーの動向も確認してみて、同じ症状が出ている人が多いなら、ゲームサーバーで問題が発生している可能性があります。
ゲームサーバーの問題はどうしようもないから、復旧するまで待つしかないね。
ホームルーターやポケットWi-Fiでプレイしている
ホームルーターやポケットWi-Fiは、光回線と比べてPing値が高めです。
みんそくによる平均値を見比べると、ホームルーターとポケットWi-FiのPing値は、光回線の2倍以上ですね。
80msは、ソロプレイなら問題はないでしょうが、マルチプレイではまともにプレイできない数値です。
もしホームルーターやポケットWi-Fiでプレイしている場合は、光回線に乗り換えましょう。
ラグの改善方法
オンラインゲームがラグいときは、以下の方法を試してください。
ラグの改善方法
- LANケーブルに切り替えて接続
- (LANケーブルが無理なら)ルーターをPS4・PS5の近くに設置
- (LANケーブルが無理なら)Wi-Fiの周波数を5GHzに切り替える
- ルーターを再起動する
- 古いルーターは買い替える
- 日本(アジア)サーバーに切り替える
- PS4・PS5の動作を軽くする
- IPv6 IPoE通信で接続する
さきほども解説しましたが、通信速度がよくなればPing値も改善されます。
LANケーブルに切り替えて接続
無線Wi-Fiよりも、LANケーブルを使って接続した方が、通信は速く安定します。
LANケーブルを使った有線接続と、Wi-Fiでの無線接続(2.4GHz、5GHz)それぞれの通信速度を計測しました。
比べると、LANケーブルを使った方が、通信速度が高いですね。
できるだけ、オンラインゲームをプレイするなら、LANケーブルを使って接続しましょう。
PS4がルーターまで遠いけど、大丈夫かな?
30mのLANケーブルがあるので、ルーターが離れていても大丈夫ですよ。
また、平べったいLANケーブルがあるので、ドアの隙間でも通せます。
画像のように、ドアの隙間が大体5mm空いていれば、十分配線可能です。
(LANケーブルが無理なら)ルーターをPS4・PS5の近くに設置
無線Wi-Fiは、ルーターに近いほど通信が速く安定します。
どれぐらい違うのか、実際に計測してみました。
比べると、2倍以上違いますね。
可能なら、ルーターはゲームをプレイする部屋に設置しましょう。
ルーターの移動が難しい場合は、次に紹介する周波数の変更や、中継機を利用してください。
(LANケーブルが無理なら)Wi-Fiの周波数を5GHzに切り替える
Wi-Fiには、「2.4GHz」と「5GHz」の、2種類の周波数があります。
2.4GHzと5GHzの違い
2.4GHz
- Wi-Fiの届く範囲が広い
- ほかの家電から発せられる電波と干渉して弱くなりやすい
5GHz
- 家電の電波と干渉しないためゆよく安定しやすい
- Wi-Fiの届く範囲は狭め
基本的に、2.4GHzより5GHzの方が、通信速度は上です。
僕の場合、5GHzの通信速度は2.4GHzの4倍以上でした。
ちなみに、ルーターは1階、計測したPS4は2階です。
もし、今2.4GHzで接続している場合は、5GHzに切り替えてみてください。
初期型PS4は、5GHzに対応していないため、接続できません。
ルーターを再起動する
ルーターを長期間稼働させ続けていると、処理速度が低下してしまいます。
低下した処理能力は、ルーターの再起動で解消される場合がありますよ。
ずーっとルーターの電源を入れっぱなしにしているなら、一旦電源を切って再起動させてみてください。
電源を切って、2〜3分後に電源を入れればOKです。
古いルーターは買い替える
ルーターは、3〜5年が寿命といわれています。
5年以上使っていると、ルーター本体が経年劣化によって、通信が弱くなってしまいます。
古いスマホの動作が遅くなるのと同じですね。
5年以上使っているなら新しいルーターに買い替えましょう。
どんなルーターを買えばいいの?
家電量販店に売っている普通のルーターで十分です。
日本(アジア)サーバーに切り替える
海外サーバーは、基本ラグいです。
どこのサーバーでプレイしているか、確認してください。
ゲームによっては、自動で海外サーバーに飛ばされる場合があります。
急にラグくなったと感じたときは、海外サーバーに飛ばされた可能性があるので、Ping値を確認してください。
いつもよりPing値が高いなら、すぐにサーバーを出て、日本(アジア)サーバーに入り直しましょう。
ゲームによってはどこのサーバーでプレイするか設定で決めるので、一度設定を確認してみてください。
IPv6 IPoE通信で接続する
IPv6 IPoE通信を利用すれば、通信速度が低下しなくなります。
従来の通信規格では回線が混雑するポイントがあり、ネットユーザーが増える時間帯に通信が遅くなる場合がありました。
夜だけラグいのは、回線が混雑しているからなんだね。
IPv6 IPoE通信なら、回線が混雑するポイントを通らないため、夜でも安定した通信ができるわけです。
IPv6 IPoE通信を利用する場合、IPv6対応のルーターが必要です。
また、回線事業者によっては
- v6プラス
- v6アルファ
- IPv6高速ハイブリッド
など、名称が異なります。
PS4・PS5の動作を軽くする
アップデート中にプレイすると、PS4やPS5そのものの動作が重くなってしまいます。
なので、オンラインゲームをプレイするときは、アプリのアップデートは一時停止しておきましょう。
ゲームをプレイしないときにアップデートを再開して、本体をスタンバイモードにしておけば、勝手にアップデートを終わらせてくれますよ。
また、ストレージ(容量)がいっぱいになっているのも、動作が重くなる原因です。
プレイしないであろうゲームは、削除しておきましょう。
オンラインゲームには光回線がおすすめ
オンラインゲームを快適にプレイするなら、光回線一択です
オンラインゲームに光回線がおすすめの理由
- 通信が速い
- 回線が安定的
- 通信制限がない
順番に解説していきます。
通信が速い
オンラインゲームにおいては、Ping値の低さが重要になります。
Ping値の目安は30ms(ゲームジャンルによっては50ms)以下です。
各ネット回線の、通信速度とPing値の平均値を見てください。
回線の種類 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
光回線 | 約358Mbps | 約359Mbps | 約27ms |
ホームルーター | 約142Mbps | 約18Mbps | 約81ms |
ポケットWi-Fi | 約60Mbps | 約15Mbps | 約86ms |
ホームルーターやポケットWi-Fiは、ダウンロード速度は問題ありませんが、Ping値がかなり高いですね。
回線が安定的
光回線は、光ファイバーケーブルを伝って通信しています。
ケーブルに通信が保護されているため、天候や周辺の環境に左右されることなく、安定した通信が可能です。
一方、ホームルーターやポケットWi-Fiは、電波で通信します。
雨の日や、周辺に高い建物があると、通信がうまくいかないこともあります。
なんで雨が降ると、通信がうまくいかないの?
電波は水に吸収されてしまい、通信が弱くなってしまいます。
通信制限がない
光回線には、通信制限がありません。
一部通信制限がある光回線もありますが、「3日間で15GB以上のアップロード」と、オンラインゲームのプレイではまず引っかからない条件です。
一方ホームルーターやポケットWi-Fiには、通信制限があり、引っかかるとゲームどころかLINEのやりとりもまともにできなくなる速度まで低下してしまいます。
まとめると、通信が速く安定的で、実質使い放題の光回線が、オンラインゲームに最適なネット回線です。
もし、現在ホームルーターやポケットWi-Fiでオンラインゲームをプレイしているなら、光回線に乗り換えてみてください。
PS4やPS5におすすめの光回線は、次の項で紹介します。
おすすめの光回線3選
快適にオンラインゲームをプレイするなら、以下3社の光回線がおすすめです。
おすすめ光回線3選
- auひかり
- GMOとくとくBB光
- ハイホーウィズゲームズ
各回線のおすすめポイントを、見ていきましょう。
1.auひかり
月額料金 | 戸建て:5,610円 |
マンション:4,180円 | |
スマホセット割 | auスマートバリュー最大1,100円引き 10台まで適用可(au) |
自宅セット割最大1,100円引き 10台まで適用可(UQモバイル) | |
平均速度 | ダウンロード速度:約500Mbps |
アップロード速度:約500Mbps | |
平均Ping値 | 15.14ms |
対応エリア | 近畿・東海地方以外 |
高速プラン | 5ギガ |
10ギガ | |
その他特典 | 工事費が実質無料 |
auひかりは、携帯キャリア回線で唯一のダークファイバー回線です。
光回線全体の平均より、優秀な通信速度とPing値が出ています。
auひかり | 光回線全体 | |
---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 500.66Mbps | 361.5Mbps |
平均アップロード速度 | 499.61Mbps | 350.9Mbps |
平均Ping値 | 15.14ms | 27.2ms |
また、混雑が起こりにくいため、夜でも速い通信が可能です。
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 614.55Mbps | 550.44Mbps | 14.9ms |
昼 | 583.02Mbps | 567.05Mbps | 14.54ms |
夕方 | 511.44Mbps | 504.78Mbps | 14.6ms |
夜 | 454.61Mbps | 509.1Mbps | 15.96ms |
深夜 | 701.23Mbps | 589.87Mbps | 14.63ms |
ネットユーザーが増える夜は、通信が遅くなります。
しかし表を見ると、夜に若干通信速度が落ちる程度で、十分な通信速度とPing値が出ていますね。
auひかりはほぼ全国で利用できる、もっともオンラインゲームにおすすめの光回線です。
- とにかく速くて安定している光回線が欲しい人
- au・UQモバイルユーザー
\速くて安定的な独自回線!/
申し込みから利用開始までの流れ
- 申し込みサイトにアクセス
- 申し込みフォームからお客さま情報の入力
- 申し込み内容の連絡を受ける
- 宅内調査後に工事日程が決定
- 開通工事
- 初期設定の後、利用開始
東海・近畿エリアは電力回線
auひかりが利用できない東海地方と近畿地方は、電力回線がおすすめです。
対応エリア
- 愛知
- 岐阜
- 静岡
- 長野
- 三重
コミュファ光とeo光、どちらも優秀な通信速度とPing値です。
コミュファ光
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 約665Mbps | 約617Mbps | 約15ms |
昼 | 約713Mbps | 約688Mbps | 約14ms |
夕方 | 約641Mbps | 約618Mbps | 約15ms |
夜 | 約632Mbps | 約606Mbps | 約154ms |
深夜 | 約789Mbps | 約668Mbps | 約13ms |
eo光
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 約703Mbps | 約630Mbps | 約14ms |
昼 | 約702Mbps | 約636Mbps | 約14ms |
夕方 | 約629Mbps | 約632Mbps | 約15ms |
夜 | 約602Mbps | 約632Mbps | 約15ms |
深夜 | 約789Mbps | 約668Mbps | 約13ms |
auひかりと同じく、速くて安定的な光回線が欲しい人は、電力回線を検討してください。
コミュファ光
\東海エリアNo1の電力回線!/
\近畿エリアNo1の電力回線!/
2.GMOとくとくBB光
月額料金 | 戸建て:4,818円 |
マンション:3,773円 | |
平均速度 | ダウンロード速度:約231Mbps |
アップロード速度:約275Mbps | |
平均Ping値 | 約19ms |
対応エリア | 全国 |
その他特典 | ルーター無料 |
契約期間の縛りなし |
GMOとくとくBBは光コラボ回線なので、回線設備さえあればすぐに利用できます。
月額料金が相場より安いので、一人暮らしのお財布に優しいのも特徴です。
戸建ての月額料金 | マンションの月額料金 | |
---|---|---|
GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 3,773円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
auひかり | 5,610円 | 4,180円 |
光コラボ回線なのでユーザーが多く、前述した回線の混雑による通信速度の低下が発生してしまいます。
しかしGMOとくとくBBは、IPv6によるIPoE通信を提供してくれているので、夜でも安心してゲームをプレイできますよ。
従来の通信規格のPPPoE(IPv4)通信と、IPoE(IPv6)の通信速度とPing値の違いを比較してみましょう。
PPPoE(IPv4)通信
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 339.53Mbps | 273.27Mbps | 21.0ms |
昼 | 157.06Mbps | 300.81Mbps | 42.0ms |
夕方 | 123.81Mbps | 204.56Mbps | 34.5ms |
夜 | 75.8Mbps | 175.88Mbps | 26.0ms |
深夜 | 189.3Mbps | 251.95Mbps | 20.1ms |
IPoE(IPv6)通信
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 324.06Mbps | 336.51Mbps | 33.0ms |
昼 | 276.2Mbps | 358.0Mbps | 13.6ms |
夕方 | 245.54Mbps | 286.77Mbps | 32.0ms |
夜 | 215.26Mbps | 297.98Mbps | 21.4ms |
深夜 | 277.79Mbps | 293.67Mbps | 16.38ms |
IPoE通信の方が、通信速度が高くPing値は低めですね。
GMOとくとくBBを利用するなら、IPv6を利用しましょう。
IPv6は「v6プラス」という名称で、無料で利用できます。
また、IPv6対応のルーターは、無料でレンタル可能です。
- できるだけ月額料金を抑えたい人
- auひかりやNURO光、電力回線の工事ができない人
- すでに光コラボ回線の設備が備わっているマンションに住んでいる人
少しでも固定費を抑えたい一人暮らしの方に、おすすめの光回線です。
\一人暮らしに最適な光回線/
申し込みから利用開始までの流れ
新規契約の場合
- 申し込みサイトにアクセス
- お申し込みボタンを押して、お客様情報と工事希望日を入力
- 申し込みから2〜3日後に工事日に関するメールが届く
- 工事予定日の前に届くWi-Fiルーターを受け取る
- 工事予定日に開通工事
- NTTの機器とWi-Fiルーターを接続(30分待てば設定完了)
工事費実質0円、利用開始まで最短2週間
乗り換えの場合
- 現在契約している光回線から事業者変更承諾番号(ほかの光コラボの場合)または転用承諾番号(フレッツ光の場合)を取得(電話でOK)
- 申し込みサイトにアクセス
- お申し込みボタンを押して、お客様情報を入力
- Wi-Fiルーターを受け取る
- NTTの機器とWi-Fiルーターを接続(30分待てば設定完了)
フレッツの設備がある場合は工事なし
3.hi-hoひかりwith games
月額料金 | 戸建て:6,160円 |
マンション:4,840円 | |
平均速度 | ダウンロード速度:約314Mbps |
アップロード速度:約287Mbps | |
平均応答速度(Ping値) | 15.67ms |
その他特典 | 31日間月額料金無料 |
hi-hoひかりwith gamesは、オンラインゲームに特化した光コラボ回線です。
Ping値はかなり低く
- Apex Legends
- Overwatch
- ストリートファイター
などで活躍しているプロゲーマーも、利用しています。
平均Ping値 | |
---|---|
hi-hoひかりwith games | 15.67ms |
光回線全体 | 27.2ms |
hi-hoひかりwith gamesが検証した結果、VALORANTでのPing値はなんと9ms!
IPv6(v6プラス)対応なので、夜でもラグなくプレイ可能です。
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 358.45Mbps | 163.22Mbps | 16.8ms |
昼 | 527.83Mbps | 400.6Mbps | 10.9ms |
夕方 | 357.24Mbps | 354.11Mbps | 16.08ms |
夜 | 611.06Mbps | 522.11Mbps | 15.01ms |
深夜 | 317.67Mbps | 293.86Mbps | 19.94ms |
通信が遅くなりがちな夜でも、十分な速度が出ていますね。
- 月額料金よりゲームの快適さの方が重要な人
- ラグが勝敗を分けるFPSプレイヤー
ゲーム内のラグを可能な限り抑えられるため、本格的なFPSプレイヤーにおすすめの光回線です。
GMOとくとくBB同様、光コラボ回線なので、設備があればすぐに契約して利用できます。
\オンラインゲーム特化の光回線/
申し込みから利用開始までの流れ
新規契約の場合
- 申し込みサイトにアクセス
- お申し込みボタンを押して、お客様情報を入力
- 工事予定日が決まる
- 工事予定日に開通工事
利用開始まで最短7日
乗り換えの場合
- 現在契約している光回線から事業者変更承諾番号(ほかの光コラボの場合)または転用承諾番号(フレッツ光の場合)を取得(電話でOK)
- 申し込みサイトにアクセス
- お申し込みボタンを押して、お客様情報を入力
- 最短7日後に利用開始
よくある質問
最後にプレイステーションのラグに関する、よくある質問に答えていきます。
よくある質問
- 夜だけラグくなる理由は?
- NATタイプってなに?
- ゲーミングルーターは必要?
- DNSやMTUの変更は効果ある?
- 光回線への乗り換えに工事は必要?
順番に回答していきます。
夜だけラグくなる理由は?
ネットユーザーが増えて、回線が混雑しているからです。
総務省が公表しているデーターによると、19時〜23時が一番ネットユーザーが増えています。
グラフを見ると、18時あたりからユーザーが増えていますね。
道路と同じで、利用者が増えているから、回線が混雑して通信が弱くなるわけです。
なにか対処法はないの?
記事で紹介した「IPv6 IPoEで通信する」「独自回線の光回線を利用する」といった方法があります。
NATタイプってなに?
「どのようにプレイステーションをネットに接続しているか」を示しているのがNATタイプです。
NATタイプの種類
NATタイプ1
- 回線に直接接続している状態
- 問題はないがプレイステーションが回線を独占している
NATタイプ2
- ルーターを経由してネット回線に接続している状態
- 一番好ましい
NATタイプ3
- 回線〜プレイステーションの間に、ルーターが2つ以上接続されている状態(二重ルーター)
- 通信がうまくいかないため、改善する必要がある。
プレイステーションの場合、下画像のように表示されます。
二重ルーターの場合は、どちらかのルーターをブリッジモード(中継機として利用するモード)に切り替えてください。
ゲーミングルーターは必要?
基本的にゲーミングルーターは、必要ありません。
ゲーミングルーターはゲームの回線を強くするわけではなく、
- 特定の方向への電波を強化する
- 通信の優先順位をつける(ゲームの通信を優先させられる)
といったシステムが備わっています。
しかし通信を強化したいなら、LANケーブルを使ったりルーターを近づける方が、コスパがいいです。
ゲーミングルーターの価格は2万円前後するので、余計な費用をかける必要はないでしょう。
複数のデバイスを接続して混雑している場合でも、使っていないデバイスの通信を切断すればOKです
DNSやMTUの変更は効果ある?
効果は期待しないでください。
僕が試してみたところ、逆に悪化してしまいました。
2.4GHz(無線) | 5GHz(無線) | LANケーブル(有線) | |
---|---|---|---|
DNS設定なし | ダウンロード:69Mbps アップロード:60Mbps | ダウンロード:167Mbps アップロード:109Mbps | ダウンロード:619Mbps アップロード:407Mbps |
Cloudflare DNS | ダウンロード:60Mbps アップロード:5.2Mbps | ダウンロード:197Mbps アップロード:2.7Mbps | ダウンロード:516Mbps アップロード:3.9Mbps |
Google Public DNS | ダウンロード:84Mbps アップロード:62Mbps | ダウンロード:156Mbps アップロード:91Mbps | ダウンロード:406Mbps アップロード:400Mbps |
このように、全パターン通信速度が低下していますね。
DNSもMTUも、自動で最適化されるので、わざわざ変更しなくてもいいでしょう。
まずは記事内で紹介した方法で、回線を強化してください。
光回線への乗り換えに工事は必要?
家にフレッツ光の回線があるなら、光コラボ回線はすぐに利用できます。
おもな光コラボ回線
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- ビッグローブ光
- 楽天ひかり
- GMOとくとくBB光
- ハイホーウィズゲームス
一方独自回線は、専用の設備が必要になるため、フレッツ光の回線があっても工事が必要になります。
工事ってどれぐらいかかるの?
工事自体は1〜2時間程度ですが、申し込んでから工事が始まるまでに、2週間〜1ヶ月はかかります。
もし、独自回線を利用するなら、早めに申し込みましょう。
まとめ
PS4やPS5でオンラインゲームをプレイしているときに発生するラグは、
- 回線が弱い
- 海外サーバーでプレイしている
- ホームルーターやポケットWi-Fiでプレイしている
が原因です。
記事で紹介した方法で、回線を強化してください。
また、ホームルーターやポケットWi-Fiでプレイしている方は、早めに光回線へ乗り換えるのがおすすめです。
プレイステーションでオンラインゲームをプレイするのにおすすめの光回線は、下の記事で紹介しているので、読んで参考にしてください。
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