フレッツ光でオンラインゲームできる？オススメのプロバイダを紹介

こんな疑問に答えます。

この記事でわかること

フレッツ光でオンラインゲームを快適にプレイするには、プロバイダ選びが重要です。

フレッツ光の場合、「かもめインターネット」や「Gaming+」といった、平均の通信速度が高いプロバイダを選びましょう。

しかし、フレッツ光自体オススメしません。

今回の記事では、フレッツ光がオンラインゲームにオススメできない理由を解説します。

記事前半では「オンラインゲームを快適にプレイする条件」や「フレッツ光でゲームはできるか」について、後半では「フレッツ光をオススメしない理由」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！

※「すぐにフレッツ光をオススメしない理由について知りたい！」という方は、「オンラインゲームにフレッツ光はオススメしない」へどうぞ！

オンラインゲームをプレイするのに必要な通信速度

基本的にはPing値が低いほどラグが小さくなり、個人差はありますが30ms以下ならFPSゲームでも快適にプレイ可能です。

実際にAPEX Legendsで検証してみたところ、30msでプレイしてもラグ差は感じませんでした。

通信速度は30Mbps以上出ていればOK

通信速度はダウンロード速度が30Mbps以上出ていれば、Ping値は30ms前後になります。

通信速度は、最低でも30Mbpsは必要と考えておいてください。

70Mbps以上出ていれば文句なし

通信速度が70Mbps以上出ていれば、文句なしにオンラインゲームは可能です。

コチラも計測してみた結果、70Mbpsで17msという結果が出ました。

まとめると、通信速度は最低でも30Mbps、70Mbps以上出るなら快適にオンラインゲームはプレイできます。

フレッツ光でオンラインゲームはできる？

まずはオンラインゲームを快適にプレイするのに、必要な通信速度とPing値の目安を紹介しました。

ここからは、フレッツ光でオンラインゲームを快適にプレイする為に大切なことを紹介します。

フレッツ光でオンラインゲームをプレイするには、次の2つが重要です。

「IPv4 over IPv6」を利用するべき

フレッツ光を利用するなら、IPv4 over IPv6通信が必須です。

IPv4 over IPv6を利用すれば、安定した通信を行えます。

IPv4通信と、IPv4 over IPv6通信の違いは以下のとおり。

	平均ダウンロード 速度	平均アップロード 速度	平均Ping値
IPv4通信 （PPPoE）	約205MBps	約199Mbps	約32ms
IPv4 over IPv6通信 （IPoE）	約334Mbps	約242Mbps	約22ms

比較するとIPv4 over IPv6通信の方が、通信速度とPing値が良好ですね。

また夜は、ネットのゴールデンタイムと呼ばれるほどネットユーザーが増える時間帯です。

ネット利用者が増えることで回線が混雑してしまい、通信速度が低下してラグの原因になってしまいます。

実はボトルネックと呼ばれる混雑するポイントがあり、IPv4 over IPv6通信ならボトルネックを回避して通信しますよ。

IPv4通信

時間帯	平均ダウンロード 速度	平均アップロード 速度	平均Ping値
朝	約289Mbps	約214Mbps	約24ms
昼	約201Mbps	約198Mbps	約28ms
夕方	約186Mbps	約201Mbps	約31ms
夜	約157Mbps	約193Mbps	約42ms
深夜	約296Mbps	約239Mbps	約27ms

IPv4 over IPv6通信

時間帯	平均ダウンロード速度	平均アップロード速度	平均Ping値
朝	約398Mbps	約255Mbps	約24ms
昼	約357Mbps	約245Mbps	約24ms
夕方	約336Mbps	約239Mbps	約21ms
夜	約273Mbps	約241Mbps	約22ms
深夜	約387Mbps	約258Mbps	約24ms

IPv4通信では夜のPing値が一気に悪くなっているのに対して、IPv4 over IPv6通信は1日通してPing値はあんていしていますよね。

Ping値を安定させて遅延を減らすためにも、IPv4 over IPv6は利用するべきです。

通信速度が高いプロバイダを利用する

通信速度やPing値はプロバイダによって異なるので、良好なプロバイダを利用しましょう。

冒頭で紹介した

は通信速度が高いのでオススメです。

	平均ダウンロード 速度	平均アップロード 速度	平均Ping値
フレッツ光全体	約269Mbps	約220Mbps	約21ms
かもめインターネット	約381Mbps	約299Mbps	約19ms
Gaming+	約437Mbps	約335Mbps	約16ms

上の表にあるように、フレッツ光はプロバイダによって通信速度やPing値は変わります。

フレッツ光でオンラインゲームをプレイするなら、プロバイダはしっかりと選びましょう。

オンラインゲームにフレッツ光はオススメしない

ここまでフレッツ光でオンラインゲームを快適にプレイする方法を紹介しました。

しかし冒頭でお伝えしたとおり、オンラインゲームをプレイするためにフレッツ光と契約するのはオススメしません。

理由は

の2つです。

フレッツ光は月額料金が高い

他の光回線と比べると、フレッツ光の月額料金は高めです。

	戸建て月額料金	集合住宅月額料金
フレッツ光西日本	5,940円 + プロバイダ料	4,950円 + プロバイダ料
フレッツ光東日本 ＋ かもめインターネット	8,350円	7,360円
フレッツ光西日本 ＋ かもめインターネット	8,350円	7,360円
フレッツ光東日本 ＋ Gaming+	9,218円	7,733円
フレッツ光西日本 ＋ Gaming+	9,218円	8,228円
auひかり	5,610円	4,455円
ソフトバンク光	5,720円	4,180円
ドコモ光	5,720円	4,400円

フレッツ光はプロバイダ料金が別料金として必要なのに対して、ドコモ光やソフトバンク光などはプロバイダ込みの月額料金です。

基本的にどの光回線もプロバイダ料金はセットになっており、フレッツ光はプロバイダ料が別料金の分だけ月額料金は割高です。

ダークファイバー回線や電力回線の方が速い

オンラインゲームを快適にプレイしたいなら、ダークファイバー回線か電力回線がオススメです。

なぜならフレッツ光より、通信速度とPing値は良好だからです。

通信速度とPing値

	平均ダウンロード 速度	平均アップロード 速度	平均Ping値
フレッツ光	約269Mbps	約220Mbps	約21ms
NURO光	約554Mbps	約501Mbps	約12ms
auひかり	約469Mbps	約442Mbps	約17ms
コミュファ光	約559Mbps	約501Mbps	約17ms
eo光	約604Mbps	約520Mbps	約17ms
メガ・エッグ光	約386Mbps	約327Mbps	約23ms
ピカラ光	約502Mbps	約437Mbps	約18ms
BBIQ光	約446Mbps	約349Mbps	約25ms

月額料金

	戸建て月額料金	集合住宅月額料金
フレッツ光東日本	5,940円 ＋ プロバイダ料	4,455円 + プロバイダ料
フレッツ光西日本	5,940円 + プロバイダ料	4,950円 + プロバイダ料
NURO光	5,200円	5,200円
auひかり	5,610円	4,455円
コミュファ光	1年目:2,980円 2年目~:5,170円	1年目:2,450円 2年目~:4,070円
eo光	1年目:3,280円 2年目:5,448円 3~5年目：5,274円 6年目~：4,997円	1~2年目：3,326円 3年目~：3,876円
メガ・エッグ光	4,620円	3,520円
ピカラ光	5,720円	4,400円
BBIQ光	1年目:4,070円 2年目~:5,170円	1年目:3,300～5,170円 2年目~:4,400円～6,270円

また電力回線は運営している電力会社とセットで利用することで、月額料金がお得になります。

フレッツ光よりメリットが大きいので、快適にオンラインゲームをプレイしたいならダークファイバー回線か電力回線を選びましょう。

なのでそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

電力回線の1例

僕が使っている、ピカラ光という光回線を例に通信速度やPing値を見てみましょう。

普段の通信速度はだいたい600Mbps前後で、どのゲームをプレイする時でもPing値は20ms以下です。

ピカラ光の通信速度

Ping値

四国に住んでいる人は、ぜひピカラ光を検討してみてください！

＼四国最速の光回線はコチラ！／

注意点として、ピカラ光は四国4県でしか使えない上に、四国内でも対応していない地域があります。

もし四国に住んでいないなら、下の記事を参考にして光回線を選んでください。

まとめ

今回は、フレッツ光でオンラインゲームはプレイできるか？について解説しました。

通信速度の高いプロバイダを選んで、IPv4 over IPv6通信を行えばオンラインゲームは可能です。

しかしフレッツ光は月額料金が高いのでオススメはしません。

フレッツ光以外に、オンラインゲームに向いている光回線はあります。

下の記事で紹介しているので、読んで参考にしてください！